1949-05-16 第5回国会 衆議院 農林委員会 第23号
しかもそれを端的に申しまするならば、生産に上つて來ないものがあるという前提においての考え方であり、從つて生産量に純粋の増産の形でないものが出て來ることになりますれば、その辺は並行して考えて行かなければならぬ。こういうふうに考えます。
しかもそれを端的に申しまするならば、生産に上つて來ないものがあるという前提においての考え方であり、從つて生産量に純粋の増産の形でないものが出て來ることになりますれば、その辺は並行して考えて行かなければならぬ。こういうふうに考えます。
從つて生産量は少くてよかつたから、北里研究所とか傳研というようなところで非常にうまくやつておつた。ところが今度は傳研や北里研究所なんかでやつておつては間に合わぬ。大体研究所というものはそういうものをこしらえるものでないというような妙な議論が起つて來て、傳研や研究所の仕事は閉鎖してやめさしておる。そうして商賣人にどんどんこしらえろこしらえろ、こうなつておる。
從つて生産量を減らす結果と相成るのであります。この統制に一面自由の面を附與することによりまして生産意欲を阻害せず、從つて生産を増大いたいつつ統制の目的を達することができるのであります。(拍手)この社会状態におきまして自由のみで行くということはできないことは明白であります。併し自由がいけないからといつて、ぴんからきりまで統制を貫こうといたすところに行過ぎがあるのであります。